俳句

町へ出て鶯聞かず夏来る

夕東風に歌を紡いで帰る道

新緑を俳句探してくぐりゆく

涼風に恋して足取り軽くなる

振り返る祭りの後の静けさに

夕焼けを待ちわび窓に目を配る

涼風や青き音立て竹を打つ

憧れの金魚すくいを禁じられ

いかづちの煌めき見たさに明かり消す

帰郷して蛙の音さえ子守唄

朝顔に会う日少なき夏休み

風薫る葉擦れや社へ続く道

月影に浮かぶ切り絵や山の縁

望月や雲を縁取り隠れ入る

嵐去り神の賜ひし良夜かな

十六夜に誘われ閉じる参考書

寝そべりて笑ふ片目の三日月よ

窓越しに枯れ木静かに佇みて

見上げれば凛と寒月一つ咲く

着膨れし雀の丸みやはらかく

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授業の課題。

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